電子部品製造のイビデンの子会社「イビデン物産」(岐阜県本巣市)が、植物性の素材で、プリプリの食感とまが玉状の見た目を再現した代替エビ「サステナブルEBI」(仮称)を開発し、5月末に販売を始めた。きっかけは「甲殻類アレルギーのある妻に、エビを食べさせてやりたい」という社員の一言だった。
イビデン物産は、カップ麺の具や、ふりかけなどに使われる乾燥食品のメーカー。昨年4月、「家族で一緒にエビを食べたい」という社員の一言でプロジェクトが立ち上がった。「海がない岐阜で、海のものを作りたいという開発者の思いもあった」と久保修一社長。
プリッとした食感とかみごたえ「他社はまねできない」
原料は、エンドウ豆由来のた…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル